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業 務 内 容

「地震大国」と呼ばれる日本において、建物の骨組みには強度が常に求められます。
当社が手掛ける「軽量鉄鋼天井・壁下地組」は丈夫であることは勿論、仕上げ材をより綺麗に見せる下地職としても欠かせないものです。その下地に板材となる石膏ボードを貼り付け、各部屋の形状を作り出します。
魅力的な空間で、人々が安全に過ごせるように、私たちは1mmの狂いも許さない施工をおこなっています。

軽天工事(LGS)、ボード工事とは?

LGSとはLight(軽い)Gauge(規格)Steel(鉄骨)の略で、軽量鉄鋼・軽鉄と呼ばれます。
このLGSを使って天井や壁の下地をつくっていくことを「軽天工事」と言います。
軽量鉄鋼(LGS)はJIS G 3350で規格されており、木材よりも火災に強く、工期の短縮を図ることも可能となっています。
LGSは骨組みの役割を果たしますが、その上に板材となる石膏ボードを貼り付けることで壁・天井が形作られます。石膏ボードもLGS同様木材より火災に強い素材で、現在の内装板材として多く使われる素材です。

軽量鉄骨(LGS)のメリット

  • 火災に強い

    軽量鉄骨(LGS)は木材より燃えにくく、食店などの火を取り扱う建物には特に適しています。
    また下地材の石膏ボードも耐火性や防火性に優れています。

  • ブレが少ない

    工業製品である軽量鉄骨(LGS)は、木材のように反りや曲がり、湿度による膨張・縮みといった影響がありません。

  • 工期・価格が抑えられる

    軽量鉄骨(LGS)は木材よりも軽く搬入・加工が容易です。
    そのため、短時間で工事を終えることができ、人件費を抑えることが可能となり工事費の大幅削減へとつながります。

工事の流れ

壁施工

  • 墨出し

    設計図や施工図に基づき、作業に必要な線や印をつける

  • 下地工事
    • 上下のランナ固定
    • スタッドの切断
    • スペーサの取付け
    • スタッドの建込み
    • 開口部の補強
    • 揺れ止めの取付け
  • 点検・検査
    • 設計図、施工図に基づく施工範囲の検査
    • 間仕切壁の位置、出入口及び開口部などの位置及び寸法の検査
    • 取付け方法など各部材が規定通りの方法で正しく施工されているかなどの点検
    • 建入れ精度の検査
    • 周辺部の取合い、目違いや段差などの点検
    • 必要な補強箇所の点検
    • 錆止め検査
    • その他これらに付属する事項の点検と検査
  • 養生

    作業周辺、仕上げ面に損傷・汚染が生じないよう保護をする

  • ボード張り工事
    • プラスターボード(石膏ボード等)張り付け
    • つなぎ目のパテ埋め

壁の施工イメージ。軽量鉄骨と石膏ボードで部屋をつくっていきます。

天井施工

  • 墨出し

    壁面、柱面などに野縁の下端の水平に設置できるよう必要な線や印をつける

  • 下地工事
    • つりボルトの取付
    • 野縁受けの取付
    • 補強材の取付
    • 野縁の取付
    • レベルの確認と調整
    • 開口部の補強
  • 点検・検査
    • 設計図、施工図に基づく施工範囲の検査
    • 天井レベル、割付け方法、開口部、下がり壁などの位置及び寸法の検査
    • 取付け方法など各部材が規定通りの方法で正しく施工されているかなどの点検
    • 水平精度の検査
    • 周辺部の取合い、目違いや段差などの点検
    • 必要な補強箇所の点検
    • 錆止め検査
    • その他これらに付属する事項の点検と検査
  • 養生

    作業周辺、仕上げ面に損傷・汚染が生じないよう保護をする

  • ボード張り工事
    • プラスターボード(石膏ボード等)又は一発で仕上げる化粧石膏ボード、岩綿吸音板等の張り付け
    • つなぎ目のパテ埋め

天井の施工イメージ。地震に強く安全に過ごせる空間を。

耐火・遮音壁施工

耐火・遮音壁施工のイメージ。火災に強く工期の短縮にもつながります。

近年、マンションやホテルの界壁は耐火・遮音間仕切が採用されています。

耐火・遮音間仕切は、これまで主流だったRC造(鉄筋コンクリート造)を上回る遮音性能・耐火性能・耐力性能などを持っており、かつ工期も大幅に短くなります。
また、RC壁と比べて軽量なため、建築費の削減も可能になります。

当社では、建物の用途に合わせて適切な耐火・遮音間仕切施工をおこなっています。